阪神ロハス練習試合で来日初本塁打、1軍昇格へ「もう1週間は」井上ヘッド

プロ社会人交流戦、阪神対Honda鈴鹿 4回裏阪神2死一塁、メル・ロハス・ジュニアは左越え2点本塁打を放つ(代表撮影)

<2軍練習試合・阪神7-6ホンダ鈴鹿>◇24日◇鳴尾浜

阪神の新外国人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)が来週末にも1軍昇格することが24日、分かった。この日はHonda鈴鹿との2軍練習試合に「3番左翼」でスタメン出場。4回2死一塁の第3打席で右打席に立ち、先発左腕・森田の2球目、140キロ直球を強振。左翼防球ネットにライナーで突き刺した。

早くも飛び出した来日初本塁打に「素直にうれしかった」と喜んだロハスだが、「ホームランを狙っていたわけではないので、ボールをしっかりたたこうとした結果」と冷静だ。3回の2打席目には左翼線二塁打を放っており、この本塁打で初マルチ。左翼での守備では計4度あったクッションボールも無難に処理した。

カウントダウンは始まっている。報告を聞いた矢野監督は昇格時期について「そこは総合的に見ながら判断することになる」と外国人枠などの兼ね合いもあると説明。井上ヘッドコーチは「もう1週間は見るかなという感覚」と語った。連敗を3でストップし、再び貯金10で首位と好調な矢野阪神。期待の両打ち助っ人が加われば、さらに勢いは増す。

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