国学院大・山本ダンテ武蔵2安打で「三冠王」 立正大振り切り5連勝

立正大対国学院大 1回裏国学院大1死三塁、山本ダは左前適時打を放つ(撮影・鈴木正人)

<東都大学野球:国学院大2-1立正大>◇第6週第1日◇6日◇神宮

国学院大が首位に立つ中大にあと1勝と迫った。猛追する立正大を1点差で振り切り、通算7勝2敗とした。

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国学院大の山本ダンテ武蔵外野手(4年=大阪桐蔭)が打撃3部門でトップに立った。1回1死三塁での同点打を含む2安打で、打率3割9分4厘、13打点とした。本塁打はすでに4本で青学大・佐々木と並んでいた。「本塁打は意識していない。体重が増え8割の力でいいんで」。チームは5連勝とし、中大と優勝を争う位置にきた。「打点を挙げれば」。3番打者の役割を語っていた。