巨人菅野智之4回で不自然な緊急降板 桑田コーチ声掛けに腕組み口一文字

巨人対ヤクルト 4回を無失点で終え、ベンチに戻った巨人菅野(中央左)は宮本コーチから声をかけられる(撮影・足立雅史)

<巨人4-6ヤクルト>◇7日◇東京ドーム

巨人菅野智之投手(31)が不自然な降板をした。

4回終了までを被安打2の好投。わずか51球でヤクルト打線を手玉に取っていた。だが、4回の打席で代打ウレーニャを告げられ、マウンドから退いた。ベンチでは桑田投手チーフコーチ補佐、相川バッテリーコーチからひと言、ふた言、声を掛けられ、腕を組みながら口を一文字に結んだ。

この日は変化球主体の投球で、速球の最速は148キロ。4回2死、オスナを右飛に打ち取った直球は140キロにとどまった。序盤の投球内容は、宮本投手チーフコーチが「すごく丁寧に投げている。奥行きをつかってうまく抑えてるよね。素晴らしいピッチングだね。見事です!」とコメントするほどの快投だった。

菅野の後を受け、野上が2番手で緊急登板した。