巨人野上亮磨728日ぶり白星消えた 降板菅野継ぎ好投も後続が逆転許す

巨人対ヤクルト 7回表を終え、野上(左)とタッチを交わす坂本(撮影・狩俣裕三)

<巨人4-6ヤクルト>◇7日◇東京ドーム

巨人野上亮磨投手(33)の728日ぶりの白星の可能性がなくなった。野上は4回で降板した菅野智之投手(31)の後を受け、2番手で登板。5回に投手のスアレスに適時打こそ浴びたものの、流れを渡さず3回を2安打1失点。7回の打席で代打を送られ、ブルペン陣にバトンを託していた。

しかし、チームトップの17試合目の登板となった中川が本来の姿ではなかった。1死から塩見に左翼席にソロを浴び、1点差に詰め寄られた。四球と安打で2死一、二塁として迎えた村上には初球の直球を左前に打ち返され同点。1イニングを投げきることができずに降板となった。4番手でマウンドに上がった桜井俊貴投手(27)も流れを止められず、2死一、二塁からオスナに左前打を浴び勝ち越しを許した。5番手で登板した大江竜聖投手(22)も2死二、三塁から青木を内野ゴロに打ち取ったかに見えたが、ボテボテのゴロが適時内野安打安打。この回4失点で逆転を許した。

野上は勝利投手となれば、19年5月10日のヤクルト戦以来だった。