広島羽月隆太郎プロ1号「何とか塁に出ようと」 通算35試合目の待望弾

中日対広島 4回表広島無死、右越え本塁打を放った羽月(左)(撮影・森本幸一)

<中日3-4広島>◇8日◇バンテリンドーム

広島3年目の羽月隆太郎内野手(21)が、プロ1号となる同点ソロを放った。2番中堅で先発出場。1点を追う4回先頭の打席。カウント1-1からの3球目、福谷の内寄り直球をコンパクトに振り抜き、打球は右翼フェンスをギリギリで越えた。

「イニングの先頭だったので何とか塁に出ようと思って打席に入りました。しっかり捉えることができたので外野の頭を越えてくれと思ったら、入ってくれました」

身長167センチ、67キロの小兵が、プロ通算35試合目の97打席目で飛び出した待望の初本塁打で、試合を振り出しに戻した。