阪神近本光司「どうにかなれと思って」値千金同点打 逆転勝ちに貢献

阪神対中日 7回裏阪神2死二塁、近本は中前同点適時打を放ち力強くガッツポーズ(撮影・上田博志)

<阪神2-1中日>◇13日◇甲子園

阪神近本光司外野手が千金の同点打を決めた。ロドリゲスの前に0行進が続いた7回2死で、熊谷の二盗成功を受けて快音。追い込まれながら128キロスライダーを中前へと運ぶと、一塁ベース上で力のこもったガッツポーズが出た。

「良い投手なので、そう簡単に打てる球じゃない。どうにかなれと思って打ちました」。無我夢中の一打が逆転勝ちにつながった。