<ウエスタン・リーグ:阪神2-0広島>◇14日◇甲子園
阪神ドラフト5位村上頌樹投手(22)が先発し、プロ入り最長の6回を投げ無失点。
打線は試合前から2軍本隊に合流した木浪聖也内野手(26)が、2打点の活躍を見せた。
平田勝男2軍監督の一問一答は以下の通り。
-村上投手が6回無失点
うまくケンヤ(長坂)がリードしていたし、かわすところはかわして、最後の林や、6番の木下もね、詰まらせた当たり。持ち味を出してくれたよな。
-甲子園のマウンドも久々だったと思うが
感触を確かめながら、やはり彼はコントロールがね、球種も多彩だし、コントロールもいいので、こういうゲームは作れるよね。ピンチの時にいかに頑張るか、そういうところだと思う。
-6回まで投げたのも収穫
100球までだったので、97球は予定通りだね。ペース配分というより、1人1人、初回からイニングをしっかり。ペース配分ということは考えていない。ただ、ある程度、一回り、二回り上の配球とかでいろいろ、変えようはある。クレバーなピッチャーだからね。だてにセンバツ優勝したり、東洋大で投げてないよ。
-90キロ台のカーブを投げていた
知ってるわね、ピッチングを。そういうところのすべて兼ね備えてるわね。クイックも、けん制もできるしさ。そんなところで何の心配もいらないよね。
-木浪も攻守で存在感
(1軍では)中野が頑張ってるけど、もう一回り、二回り大きくなるチャンスと捉えて。この3日間も舞洲にも来ていたし。決して悪い状態じゃないんでね。もう一回り、二回り、帰った時に絶対レギュラーを明け渡さないというぐらい力をつけて。チャンスだぞ、ビッグチャンスだぞと木浪には話した。
-小幡がいなかった
1軍行ってるやん。そういうことやろ。
-斎藤が1イニング投げた
いやいや、これは斎藤の1軍で起用される適正を。ファームで先発でもやってたけど、いろんな適正というかさ、そういうところを彼にはいろんな立場で、もし1軍に呼ばれることがあるなら、準備しとかなあかんのでね。明日は岩田が投げるので、久しく岩田も投げてなかったので、先発させるということだったから。じゃあユキヤ(斎藤)はリリーフでも。来週はゲームがないのよ、火水木と。そういうことで中継ぎもやらせようかって話。
-1軍の要望もあったのか
要望というか、こっちがいろいろ考えながら。1軍は今しっかりしてるんでね。リリーフでもしっかりしてるけど、ユキヤの場合はいろいろ経験させとかないといけないので。由宇でもリリーフで3イニング投げてるし、いろんな場面で経験積んどいてもらって。先発である程度投げられるっていう風にはなってるんでね。そういうところを経験じゃないけど、やらせてるところ。
-斎藤は今後も短いイニングで
まだ分からんよ。次は3日間試合がないし。土日はまた先発させるかもしれないし。チェンやガンケルの次第でどうなるかというところもあるし。
-久しぶりに2軍は甲子園でお客さん入れて
やっぱりね、お客さんが入ってくれて、なんていうかなあ、野球選手冥利(みょうり)に尽きる。ファンってありがたいなあ。そう感じましたよ。やっぱりすごいなんていうかなあ、背中を押してくれるのがあるよね。