＜東京6大学野球：明大8－5早大＞◇第6週第1日◇15日◇神宮

早大が明大に逆転負けして連覇の可能性が消えた。この日の敗戦で2勝4敗1分け。残り3試合に全勝してもポイントは5・5で、先行する立大－慶大の勝者に及ばないためだ。

1回、蛭間拓哉外野手（3年＝浦和学院）の3ランで先制しながら、先発したエース徳山壮磨投手（4年＝大阪桐蔭）が踏ん張れず、4失点して途中降板。悔しい逆転負けとなって、優勝も消えた。小宮山悟監督（55）は「明大に軽打されて、対応できなかった。執着心の差です」と振り返った。

優勝の望みが消えたことについては「負けたら終わりと言い続けてきた。ワセダのユニホームを仲間の代表として着て、あれでいいのか。本人がどう思うか」と話していた。