巨人亀井「スカパー!サヨナラ賞」開幕劇的弾 通算100号も意欲

3月26日、巨人対DeNA 9回裏巨人無死、代打亀井はサヨナラ右越え本塁打を放ちベンチに向かって笑顔を見せる(撮影・足立雅史)

巨人亀井善行外野手(38)が3、4月度の月間「スカパー! サヨナラ賞」に輝いた。3月26日のDeNAとの開幕戦。同点の9回無死、代打をコールされると、通算100号に王手をかける1号サヨナラアーチを描いた。開幕戦での代打サヨナラ弾はプロ野球史上初で、記憶にも記録にも残る1発となった。「開幕戦でどこのチームも勝ちたいというところで、自分自身も最初の打席でしたし、最高の形になって本当によかった。チームの勝利に貢献できてうれしく思います」と素直な気持ちを口にした。

同戦では2点リードの9回に中川が打たれ同点とされていた。亀井はサヨナラアーチを決め、ナインとハイタッチを交わす際に、中川の頭をぽんぽんと優しくたたいた。「無意識だったんですけど、彼はこれからすごい投手になると思うので、『こんなことでめげちゃだめだぞ』ということだったと思います」と、チーム最年長らしい思いやりのある振る舞いを見せていた。

今季は主に代打で、ここまで30試合に出場。試合終盤での出場が多く、速い直球が武器の投手との対戦が多くなっている。「最近のクローザーはめちゃくちゃ球が速いので、そういう準備をしていかないといけない」と試合前練習などでは打席の前方に立つなど対策を練っている。

現在38歳9カ月で、球団生え抜きでは最年長での通算100号に王手をかける。どんな一発で決めたいかを問われると「もちろんサヨナラで決めたいですし、早く打てればいいんですけど、なかなかそういうわけにはいかない。1本1本ヒットが打てるように準備していきたい」とチーム最優先を貫く構えを示した。巨人のベンチには頼れる男が控えている。【久永壮真】