西純矢はストライク取るボールにもう少し自信を/真弓明信ライブ評論

阪神対ヤクルト 4回表ヤクルト無死、山田の投手返しの打球をはじくも落ち着いて処理する西純(撮影・清水貴仁)

<阪神3ー1ヤクルト>◇19日◇甲子園

阪神元監督で日刊スポーツ評論家の真弓明信氏(67)が阪神ヤクルト9回戦のライブ評論しています。

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-西純は5回を無安打無失点でデビュー戦を終えた。球数は87球

真弓氏 首脳陣は100球の球数をメドにしていただろうし、5回裏に打席が回ってくることを考えれば、降板もうなずける。ヒットも打たれていないし、次の登板もあるだろう。ただ課題を挙げれば、ストライクを取るボールにもう少し自信をもたないと。やはりストライクが先行しないと、苦しくなる。外角なら手を出してこないから、ストライクを取りにいっても大丈夫だ、というふうに、ストライクのとり方を覚えていかないといけない。3ボールからヤクルトの打者もファウルでしとめられず、ヒットは打たれなかったんだ。それを早いカウントからやれたらいい。