ロッテ和田康士朗本塁突入時に頭部打つ 井口監督「大丈夫です」無事を説明

オリックス対ロッテ 7回表ロッテ1死三塁、井上の三塁ゴロで本塁を狙った代走の和田はヘッドスライディングもアウトになる(撮影・前岡正明)

<オリックス4-6ロッテ>19日◇京セラドーム大阪

ロッテにヒヤリとする場面があった。

7回1死三塁。井上が三塁へのゴロを打つと、三塁走者の和田康士朗外野手(22)が「ゴロゴー」で果敢に本塁を狙った。和田はタッチをかいくぐりながらヘッドスライディングをするも、バランスが崩れ、前頭部が地面についてしまう形になった。

判定はアウトとなったが、わずかな距離とはいえ頭で滑る形になってしまった和田は、しばらく頭から目にかかる場所を抑えて立ち上がれない。ようやくチームメートらに支えられ、ベンチへ戻った。

状態が心配されたが、試合後に井口資仁監督(46)は「全然大丈夫です。顔をすったみたいですけど」と大事に至らずに済んだことを説明した。