広島ネバラスカス「有利なカウントを作るのが難しかった」来日2度目の実戦

ドビーダス・ネバラスカス(2021年5月13日撮影)

<2軍練習試合:広島4-2琉球>◇22日◇由宇

広島新外国人のドビーダス・ネバラスカス投手(28=パイレーツ)が、来日2度目の実戦で、4回2/3を投げ3安打4四球1失点と粘投した。

NPB入りを目指している沖縄初のプロ野球球団「琉球ブルーオーシャンズ」との練習試合に先発。96球を投じた右腕は、球団を通じて「思ったところに制球できない場面もあり、4四球となってしまった。自分の強みであるファーストストライクで有利なカウントを作るのが難しかった」と振り返った。

来日初登板した13日のウエスタン・リーグ中日戦(由宇)では4回を完全投球で終えていた。この日の投球を見守った高2軍監督は「ボールは重いボールを投げている印象。変化球は前回よりは制球がいまひとつだったかなという感じ。その中でも全体的にはゲームを作れた」と評価。1軍昇格のめどについては「この(コロナ禍の)状況なので、すぐ上がるかもしれないし、そうじゃないかもしれない」と話した。助っ人右腕は「1軍でしっかり活躍できるように頑張っていきたい」と引き締めた。

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