甲南大51季ぶり優勝ならず「また秋強くなって帰ってきます」来季雪辱誓う

甲南大対天理大 5回裏天理大2死二塁、先制点を許した甲南大井村投手(右)に声をかける谷口監督(左)(撮影・清水貴仁)

<阪神大学野球:天理大2-0甲南大>◇24日◇ほっともっとフィールド神戸◇優勝決定戦

甲南大は95年秋以来51季ぶりの優勝にあと1勝届かず、2位で今季を終えた。

エース井村多朗(2年=城東)が9回投げ抜くも、2本の適時打で2失点。打線は天理大エース井奥の前に3安打無得点と沈黙。谷口純司監督(57)は「(リーグ戦9勝と)選手はよくやった。上出来だ。打者はいいピッチャーと、井村は天理大打線と対戦でき、良い経験になった。また秋強くなって帰ってきます」と、悔しい敗戦を糧にする。