巨人横川凱プロ初勝利お預け 大阪桐蔭先輩浅村に適時打「最後の最後甘く」

巨人対楽天 巨人先発の横川(撮影・菅敏)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人0-2楽天>◇27日◇東京ドーム

プロ初勝利はお預けも、次につながる好投だった。高卒3年目左腕の巨人横川凱投手(20)がプロ2度目の先発で5回を4安打2失点(自責1)。6奪三振も打線の援護なくマウンドを降りたが、確かな存在感を示した。

圧巻は3回2死だった。直球の割合を増やし、大阪桐蔭の先輩浅村から内角低め直球で見逃し三振に奪った。ガッツポーズはなく、小さく声を出して冷静に、堂々とベンチに戻った。

課題も残した。5回2死から自身の失策で走者を許し、中前打で2死一、三塁。浅村を追い込んでからの内角狙いのカットボールが外に抜け、右前へ適時打を浴びた。「粘り強く投げられたことは収穫ですが、勝負に行く最後の最後で甘くなってしまったことが反省。しっかり意識して今後につなげたい」と次を見据えた。

大阪桐蔭時代は背番号10で中日根尾、ロッテ藤原、日本ハム柿木らとともに春夏連覇を果たした。今季イースタン・リーグでは単独トップの5勝で猛アピール。今季初先発のチャンスをつかんだ。プロ初先発となった昨年11月8日ヤクルト戦では5回1失点で勝ち投手の権利を得るも、中継ぎが逆転を許し、初勝利はならなかった。三度目の正直へ、次こそプロ初勝利を目指す。【小早川宗一郎】

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