広島中村奨成プロ初盗塁 プロ2度目のスタメンマスクで打線を活性化

広島対ロッテ 4回表広島1死二塁、左前打を放つ中村奨(撮影・鈴木みどり)

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ-広島>◇28日◇ZOZOマリン

広島中村奨成捕手(21)のプロ初盗塁が勝ち越し点を呼び込んだ。

2-2の4回1死二塁で、左翼手と遊撃手がお見合いするポテンヒットで出塁。続く田中広の2球目に盗塁を仕掛けると、捕手佐藤都の二塁悪送球を誘い、中堅方向にそれる間に三塁走者が勝ち越しのホームを踏んだ。

広島はさらに松山の遊撃への適時内野安打などで、この回3点を勝ち越した。

プロ2度目のスタメンマスクの中村奨は3回の第1打席も中前打を放ち、2打数2安打2得点と打線を活性化させている。