日本ハム王柏融、五輪最終予選へのプロ派遣断念に「目の前のプレーに集中」

日本ハム対中日 6回裏日本ハム2死一、三塁、王柏融は同点となる適時二塁打を放つ(撮影・佐藤翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム4-7中日>◇29日◇札幌ドーム

日本ハム王柏融外野手(27)が、台湾が東京五輪最終予選へのプロ選手派遣を断念したことに関して、思いを口にした。

当初は6月16~20日に台湾で開催予定だったが、同地域での新型コロナウイルス感染拡大により開催地を返上したことが、今月21日に発表された。19年のプレミア12では、台湾代表として出場。故郷では「大王」と呼ばれるスター選手は「自分は目の前のプレーのこと、日本ハムが勝てるように1戦1戦、集中していくだけなので、他のことは、そこまで考えていないです」と現状は、ペナントレース最下位に沈むチームでの奮闘を誓った。

台湾は過去5度の五輪に出場。最高成績は92年バルセロナ五輪の銀メダル。

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