ドラフト候補の関大・久保田拓が“2冠” リーグ最多3HR、16打点

関大対近大 力強いスイングを見せる関大・久保田拓(撮影・上田博志)

<関西学生野球:近大5-2関大>◇31日◇ほっともっとフィールド神戸

関大の今秋ドラフト候補久保田拓真捕手(4年=津田学園)が“2冠”に輝いた。8球団12人のスカウトが視察する前で3打数無安打だったが、3本塁打と16打点はリーグ最多。「3本出て、長打力があるのが分かった。軽く振るイメージでも球は飛ぶ」。昨年まで本塁打はなく、脱力を覚えて打撃が開花した。5月23日京大戦から3試合連続本塁打は現阪神の佐藤輝明(近大)らと並び、リーグ史上7人目だ。ベストナインにも選ばれた。