岡本和真、巨人4番最年少100号 長嶋茂雄の記録大幅更新24歳10カ月

巨人対西武 4回裏巨人1死、先制ソロ本塁打を放ち、ウィーラー(左)に迎えられ、笑顔を見せる岡本和(撮影・狩俣裕三)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人4-4西武>◇1日◇東京ドーム

巨人岡本和真内野手(24)が巨人で先発4番としての通算100号アーチを達成した。0-0の4回1死、フルカウントから西武松本のスライダーをバックスクリーン左に運んだ。

通算7人目となる偉業を達成した。巨人4番で本塁打を100本以上放ったのは川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、原辰徳、松井秀喜、ラミレスというそうそうたる顔触れ。岡本和が仲間入りを果たした。24歳10カ月での達成は27歳1カ月で達成した長嶋茂雄終身名誉監督を大きく上回る史上最年少となった。

さらにこの1発で対戦した11球団全てからの本塁打となった。試合前時点で本塁打0本は西武戦だけだった。

4月27日ヤクルト戦(神宮)では史上300人目の通算100本塁打を球団では原辰徳(現監督)に次ぐ2位となる通算467試合目のスピードで達成していた。