<イースタン・リーグ:日本ハム8-7巨人>◇2日◇鎌ケ谷
日本ハム今川優馬外野手(24)が再昇格へ全快アピールだ。2日、イースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)に「7番中堅」でフル出場。5回に4号ソロ、同点の9回にはサヨナラ内野安打など3打数3安打3打点。笑みを弾けさせたルーキーは「いい期間を過ごせたなと思っています」と、1カ月前を思い返した。
5月1日に新型コロナウイルス感染が判明。同10日に隔離期間は終了したが、療養中に体重は7キロも減った。「ガリガリになりました」。自主練習再開直後は素振りも5スイングが限界。「マジかよ…」と思いながらも、地道にトレーニングを積み重ねて現在は5キロ戻して約85キロになった。
実戦復帰から5戦目で生まれた待望のアーチは狙って打った。直前に同期入団の育成ルーキー松本遼が6失点。落ち込む姿を見て「『打たれる時もある。俺らで取り返すから応援せい』って言って、引っ張り出して最前列で応援させたんです。あいつのために、ここはホームランしかない」と奮起した。
苦しい療養期間中も「1軍でも結果を出せなかったので、もう1回自分を見つめ直すいい期間だと思った」と振り返る今川の熱い魂は1ミリも変わらない。再昇格を目指して元気にグラウンドを駆け回る。【木下大輔】