阪神マルテ「ラパンパラ」10戦ぶり特大10号、2年ぶり2ケタ到達

阪神対ソフトバンク 3回裏阪神1死一塁、左中間越え先制2点本塁打を放つマルテ(撮影・上田博志)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-10ソフトバンク>◇5日◇甲子園

阪神ジェフリー・マルテ内野手(29)が3回に先制10号2ランを放った。来日1年目の19年に12本を放って以来2年ぶりの2桁本塁打となった。

3回1死一塁、2ボール2ストライクからソフトバンク先発マルティネスの152キロ高め直球を左中間スタンドへ豪快にたたき込んだ。ビジョンで表示された本塁打データ「打球速度166キロ、打球角度33度、飛距離134メートル」の特大弾となった。「相手も良い投手だし、伊藤(将)も頑張って投げてくれているから、とにかく打ちたいと思っていたよ。最高の結果になってくれたし、久しぶりにみんなで甲子園でラパンパラができて、うれしかったね」。ベンチではナイン、スタンドのファンと一緒に「ラパンパラ」ポーズのパフォーマンスで喜びを分かち合った。

マルテの本塁打は5月25日ロッテ戦(甲子園)以来10戦ぶり。日本新記録のデーゲーム17連勝に向け、貴重な先制パンチとなった。