ソフトバンク武田翔太、自身初の2戦連続2桁K快投も4勝目ならず

ソフトバンク対広島 7回表広島の攻撃終了後、会沢に同点本塁打を打たれた武田は悔しそうな表情でベンチへ戻る(撮影・岩下翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク1-1広島>◇8日◇ペイペイドーム

ソフトバンク武田翔太投手が、自身初となる2試合連続2桁奪三振の快投も、4勝目はならなかった。

初回はいきなり、3者連続空振り三振。3回にも3者連続で、バットに空を切らせた。自慢のカーブにカット、フォークなどを駆使して4回まで9奪三振。6回、菊池涼から144キロの直球で空振り三振を奪い、1日のDeNA戦(横浜)に続き2試合連続10Kの快投。「ストレート、変化球ともに調子はすごくよかったと思います。ただ先制してもらった次の回にすぐに追いつかれてしまい、申し訳ないし、悔いの残る投球になってしまった」。今宮の1発で先制点をもらった直後の7回表、2死から会沢に同点アーチを被弾。7回106球でマウンドを降りた。

「調子がよかっただけにとても悔しい。1球の怖さ、大切さをあらためて感じた」。最終9回はサヨナラ勝利を信じてベンチで戦況を見守ったが、無念のドロー。次戦こそ、勝利をもぎ取る。

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