左足負傷から復帰のDeNAオースティンが先制2ラン 2試合ぶりスタメン

日本ハム対DeNA 1回表DeNA2死三塁、オースティンは先制となる左越え2点本塁打を放つ(撮影・佐藤翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム-DeNA>◇11日◇札幌ドーム

左足太もも裏を痛めていたDeNAタイラー・オースティン外野手(29)が、2試合ぶりに4番指名打者でスタメンに復帰し、さっそく本塁打を放った。

第1打席は1回2死三塁で回ってきた。ライナーで左翼ポール際へ13号先制2ラン。「ヤッタ! クワ(桑原)をなんとかかえそうと思って打席に向かいました。打った瞬間は入ると思わずに走っていましたが、入ってくれてうれしいです」と話した。これで交流戦は7本目で本塁打王に立っている。今季はこれで対戦した全11球団から本塁打をマークした。交流戦までに全11球団アーチは19年山田哲(ヤクルト)以来4人目で、DeNAでは初の記録となった。

試合前に三浦監督が「昨日よりよくなっていると(トレーナーから)聞いている。練習を見ながら(出場を)判断したい」と話していた。練習では15スイングで4本の柵越え。左翼ポール際へ特大ファウルもあった。