DeNA初快挙!復帰のオースティン、先制2ランで交流戦全カード制覇弾

日本ハム対DeNA 1回表DeNA2死三塁、左越え2点本塁打を放ちガッツポーズのオースティン(撮影・黒川智章)

<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム0-4DeNA>◇11日◇札幌ドーム

左足太もも裏を痛め、2試合ぶりに4番指名打者で戦列復帰したDeNAオースティンが、復帰即先制の13号2ランを放った。1回2死三塁、カウント3-1から内角のチェンジアップを左翼ポール際へライナーで運んだ。「打った瞬間は入ると思わずに走っていましたが、入ってくれてうれしいです」と喜んだ。

練習は別メニューで、足はまだ「すごく悪いわけではない」という状態。三浦監督も「ゆっくりホームに1周回って来られてよかった」と目を細めた。

交流戦は12球団最多の7本目かつ、全カード制覇となる本塁打だ。既にセ・リーグ5球団からもアーチを放っており、交流戦までに対戦11球団から本塁打は19年山田哲(ヤクルト)以来4人目。球団では初の快挙となった。「特別な感情はありませんが、チームの勝利に貢献できてすごくうれしい」。交流戦初Vへ打の軸が帰ってきた。