ロッテ美馬学3回途中10失点KO、巨人岡本和真に2打席連続被弾

ロッテ対巨人 3回表巨人無死一、三塁、左越えに19号3点本塁打を放つ岡本和。投手美馬(撮影・たえ見朱実)

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ4-11巨人>◇12日◇ZOZOマリン

ロッテ美馬学投手(34)が2回0/3でKOされた。

初回、巨人1番松原、2番ウィーラーに連打を浴びると、1死後に4番岡本和に18号3ランを浴びた。

2回こそ3者凡退に抑えるものの、3回は再び1、2番に連打を許し、3番亀井に適時打。4番岡本和に2打席連続の3ランを許し、打球の行方を見ることもできず、うずくまった。

その後も坂本、スモークに連打を許し、7番中島に3ラン。3回は1死も奪えずに7連打を許し、10失点でのKOとなった。降板後は球団広報を通じて「何もできませんでした。すいません」とコメントした。

美馬は前回5日のDeNA戦(横浜)でも5回13安打11失点。2試合に限ると7回0/3を23安打21失点で、被打率は5割4分8厘、防御率は27・00。石川が右肘手術で長期離脱する中、昨季から両輪として先発陣を支えてきたベテラン美馬の不調はダメージが大きい。