慶大15安打13得点で34年ぶり4度目日本一 プロ注目4番正木が先制弾

慶大対福井工大 優勝し喜ぶ慶大の選手たち(撮影・野上伸悟)

<全日本大学選手権:慶大13-2福井工大>◇13日◇決勝◇神宮

慶大(東京6大学)が福井工大(北陸)を下し、87年以来34年ぶり4度目の優勝を果たした。

15安打13得点と打線が活発だった。中心は4番正木智也内野手(4年=慶応)だ。初回2死一塁でバックスクリーン右に先制2ラン。5-0の5回には先頭で右前打を放ち、犠飛で6点目のホームを踏んだ。6回には、2死一、二塁で右前にダメ押しの適時打を放った。

9回には、下山悠介内野手(3年=慶応)の3ランなどで5点を追加し、さらに突き放した。

投げては、先発の増居翔太投手(3年=彦根東)が6回3安打2失点。7回からは、生井惇己投手(3年=慶応)が2回を無安打無失点。最終9回は、橋本達弥投手(3年=長田)が3者三振で締めた。