日本ハム伊藤大海「エースになりたい」北海道限定ユニ身にまとい大志抱く

限定ユニホームを披露する日本ハム伊藤

日本ハム伊藤大海投手(23)が大志を抱いた。14日、「北海道シリーズ2021 HOKKAIDO be AMBITIOUS」(9月7~20日)の限定ユニホームが発表された。

北海道・鹿部町出身の道産子右腕は、投手陣をけん引する上沢直之投手(27)を手本に、新人王、その先のエースに向けて突き進む覚悟を示した。

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慣れ親しんだ故郷の風景を連想し、決意を強くした。伊藤が大志を抱いた。9月に着用する「北海道シリーズ2021 HOKKAIDO be AMBITIOUS」の限定ユニホームを身にまとい、「ここのエースになりたいという気持ちは、もちろんあります。より一層、北海道愛が強まってくるので、意気に感じながらマウンドでプレーしたい」。北海道・鹿部町出身で球団初の道産子ドラフト1位の自負を、強くあらわにした。

目標とするエース像は上沢だ。伊藤はここまで9試合に登板し3勝4敗、防御率3・07。先発ローテーションの一角を担っているが、上沢はクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を10試合連続で継続中で、「これがエースなんだなと思った。まだまだ自分には足りない部分が多い。いい見本が目の前にいるので、しっかり食らいつけるように頑張りたい」と話した。

今季の目標である新人王獲得を、エースへ駆け上がる足がかりにする。「最終的に、それ(新人王)が結果として付いてくればうれしい」としながら「目の前、目の前の一戦というか、そういうところで1試合1試合成長していきたいっていうのが、今は強いかなと思います」と望んだ。北海道の冬空と雪を表現した限定ユニホーム。「(着用する)9月ごろには(先発の柱に)なっていられるように頑張っていきたい」と誓った。

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