阪神7連勝で貯金最多21、西勇輝2カ月ぶり勝利で通算100勝王手

2021年6月18日 阪神対巨人 試合を締めた岩貞祐太(中央)は大山悠輔(右)とグータッチを交わす(撮影・上山淳一)

<阪神7-1巨人>◇18日◇甲子園

阪神が序盤の猛攻で圧倒し、今季2度目の7連勝に延ばした。2回に4本の二塁打を集中して3点を奪うと、3回にはサンズが13号満塁本塁打を右中間に架けて4点を加えた。先発の西勇も毎回のように走者を出したが要所を締めて7回1失点。登板7試合連続で勝ちから見放されてきたが、4月20日巨人戦(東京ドーム)以来、約2カ月ぶりの白星となる今季4勝目を挙げた。プロ13年目で通算100勝に王手をかけた。交流戦明けのリーグ戦再開の初戦は投打の歯車がかみ合い、今季最多の貯金21個に増やした。

▼阪神が7連勝で両リーグ40勝一番乗り。阪神の40勝到達は1リーグ時代の37年春の53試合目が最速で、今季の61試合目は08年59試合目、03年60試合目に次いで2リーグ制後では3番目のスピード。また、7連勝以上は4月9~20日の8連勝に次いで今季2度目。2リーグ制後、阪神が1シーズンに7連勝以上を2度記録するのは03年以来6度目で、球宴前の前半戦で2度は初めてだ。