巨人丸佳浩バックスクリーンへ復活弾&猛打賞 久しぶりの定番「丸ポーズ」

阪神対巨人 8回表巨人1死一塁、中越え本塁打を放ち「丸ポーズ」を決める丸(撮影・足立雅史)

<阪神2-6巨人>◇19日◇甲子園

完全復活、丸! 巨人丸佳浩外野手(32)が約1カ月ぶりのアーチとなるバックスクリーン弾を放った。

1点リードの8回1死一塁、阪神藤浪の外角高め151キロ直球をバックスクリーンにぶち込んだ。5月22日の中日戦以来となる5号2ラン。ベンチに戻ると久しぶりの定番「丸ポーズ」でチームメートと喜んだ。

第1打席には先制点につながる右翼線二塁打、第3打席にも右前打。4安打猛打賞を達成した4月27日ヤクルト戦以来、今季2度目の猛打賞を決めた。

不振に苦しんでいた。「『打ちたい、打ちたい』という気持ちが先走ってしまった」と、5日に登録を抹消され、2軍で調整を重ねた。6日にはジャイアンツ球場の練習に電撃訪問した長嶋茂雄終身名誉監督から熱血指導と激励を受けた。18日の阪神戦から1軍に復帰。同戦でも右前打を放つなど、復調ぶりを示していた。