ヤクルト川端慎吾3年ぶり1発「父の日で”頑張ってね”と息子に言われた」

ヤクルト対中日7回裏ヤクルト2死一塁、代打で右越え先制2点本塁打を放つ川端(撮影・野上伸悟)

<ヤクルト2-1中日>◇20日◇神宮

ヤクルト川端慎吾内野手(33)が、3年ぶりの1発となる先制2ランを放った。打線は中日勝野に6回まで無安打無得点と沈黙。

7回2死から代打宮本が中前打で初安打を放つと、続く川端が123キロスライダーを右翼席へ運んだ。18年7月21日中日戦(神宮)以来の1発。「一、二塁間も空いていたので、引っ張りにいってチャンスを拡大しようという気持ちでしたが最高の結果になってくれました。今日は父の日ということで『今日、頑張ってね』と息子に言われたので打つことが出来て良かった」と喜んだ。

▽ヤクルト高津監督(7回川端の代打2ランにベンチ最前列まで出て感情を爆発)「いやいや出てないです。出てた? ちょっと出てたかもしれない。ゲームの展開からして、1点取るか取らないかという流れだと思ったので、そういううれしさもありました」