巨人平間隼人が1軍初出場 電気工事士から四国ILに再入団しプロ入り

巨人平間隼人(2021年2月8日撮影)

<巨人6-1DeNA>◇22日◇金沢

苦労人が1軍の舞台までたどり着いた。巨人平間隼人内野手(24)がプロ初出場を果たした。

5点リードの8回1死一塁。左前打で出塁した大城に代わって一塁走者の代走で出場。北村の遊ゴロで全力疾走するも、併殺となった。「走るタイミングはあったので、走れたらいきたかったですけどね。(1軍の雰囲気には)緊張してまだ慣れてない。状況とかサインとか確認しながらやりました」と振り返った。

平間は鳴門渦潮高(徳島)を卒業後、NPB入りを目指して地元の四国IL・徳島に進んだ。3年間で思うような結果が残せず、家庭の事情もあり退団。電気工事士の見習いになった。半年以上たって、気持ちを入れ替え再入団。19年育成ドラフト1位で巨人入団を果たした。今季はイースタン・リーグ51試合で打率3割2分1厘、2本塁打をマーク。17日に支配下選手契約を勝ち取っていた。

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