ソフトバンク今季5度目4連敗で貯金0 工藤監督「再出発。前向きに」

ソフトバンク対西武 8回裏ソフトバンク1死一、三塁、代打明石が遊飛に倒れて静まる工藤監督(左から3人目)ら(撮影・上山淳一)

<ソフトバンク2-5西武>◇28日◇京セラドーム大阪

鷹の急降下が止まらない。ソフトバンクは今季5度目の4連敗で、最大7あった貯金を吐き出し、4月6日以来の勝率5割。順位は3位のままだが、西武とロッテに同率で並ばれた。工藤公康監督(58)は「これで5割になったので、ここからやり直しということで。再出発。前向きに」と力を込めた。

打線が6月の月間打率2割0分7厘と苦しんでいる。初回に柳田、栗原の連打で1点を先制したが、4回2死一、二塁、6回2死満塁といった好機であと1本が出ない。4点を追う8回に1点を返したが、9回には西武平良の前に打者3人でなすすべなく終わり、38試合連続無失点の日本タイ記録も許した。

この日は特別ユニホームを着用する恒例イベント「鷹の祭典」の初戦。今季は10年にリーグV、14年に日本一と過去にも使用され縁起のいい「カチドキレッド」をベースにした赤いユニホームで戦う。ホーム戦での有観客開催も5月12日ロッテ戦以来で、久々のことだった。心機一転で弾みを付けたい一戦だったが、悪い流れを断ち切れなかった。

今月2日時点で首位だったチームが、1カ月足らず、30日にも5位まで転落する可能性が出てきた。首位とは今季最大の3・5ゲーム差が開いた。試合後にはコーチミーティングを開いた。指揮官は「選手は頑張っている。まずは自分たち(首脳陣)が事を起こさないといけないということで、ミーティングをさせていただきました。決して後ろ向きではない」と鼓舞。4年連続日本一軍団が、ここから立て直す。【山本大地】

ソフトバンク栗原(1回に中前適時打)「2アウトからギータさん(柳田)がチャンスを作って、何とか先制したい場面で1本打ててよかった。今日から鷹の祭典。ホームゲームで、ファンの皆さんの前で勝てるように頑張っていきます」

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