骨折から復活の西武外崎修汰が途中出場「拍手が予想以上」中前打&併殺奪う

西武対オリックス 8回裏西武1死、外崎は中前打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<西武0-8オリックス>◇3日◇メットライフドーム

左腓骨(ひこつ)骨折から復活した西武外崎修汰内野手(28)が、8回の守備から二塁で途中出場した。8回1死一塁から、二ゴロを処理し、遊撃の源田との連係で併殺を完成。8回1死で迎えた打席では、カウント2-2から中前打を放った。

「守備で出た時、ファンのみなさんの拍手が予想以上で本当にうれしかったです。打席で応援歌が流れるのも本当に久しぶり。やっぱりあれがあると気持ちも盛り上がりますね。うまく打てましたし、いいところに飛んでくれました」

4月3日のソフトバンク戦で死球を受け、同部を骨折した。手術後、リハビリを経て、6月15日のイースタン・リーグ日本ハム戦で実戦復帰。この日から出場選手登録され、1軍に昇格した。守備、打席に向かう度にスタンドから大きな拍手が送られた。

次戦に向け「前半戦、迷惑をかけてしまいましたが、その間チームは5割をキープするような位置で踏ん張ってくれていましたので、ここからは自分がチームに勢いをつけて、前半戦の分を取り返していきたいです」と意気込んだ。