ソフトバンク石川が初救援3回途中0封「先発の時になかった良い感覚が」

日本ハム対ソフトバンク 6回裏から中継ぎで登板したソフトバンク石川(撮影・屋方直哉)

<日本ハム0-5ソフトバンク>◇4日◇沖縄セルラー那覇

中継ぎに回ったソフトバンク石川柊太投手が救援初登板で2回1/3を投げ、1安打無失点と好投した。

先発レイに代わり、6回からマウンドへ。先頭高浜を二飛、続く近藤には右前打を許したが、野村を二ゴロ併殺打に仕留めた。7回には万波、代打ロドリゲスを2者連続空振り三振。8回、先頭の代打郡を左飛に打ち取ってマウンドを嘉弥真に譲った。140キロ後半の直球にナックルカーブなどを低めに制球し、32球の好救援だった。

今季は自身初の開幕投手を務め、先発の軸で回ってきたが、ここ4試合は4連敗。復調への再調整の狙いもあり、ブルペン陣に加わった。「今日はしっかりと腕を振るという感覚で投げました。先発の時にあまりなかった良い感覚があった。細かいコントロールなどまだまだ反省材料はありますが、そこはしっかり修正していきたい」と納得顔だった。