江川卓氏が大島康徳さん悼む、V争いで痛感「温和さとは裏腹な一面」

江川卓氏(2019年6月撮影)

中日、日本ハムで2204安打を放つなど活躍した大島康徳氏が6月30日に死去していたことが分かった。70歳だった。

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元巨人江川卓氏(中日時代の大島さんに痛恨の1発浴びる) 穏やかそうな人柄の良さは、現役時の打席からもうかがえたものです。温和さとは裏腹な一面を痛感したのが、2位中日と僅差で迎えた3連戦首位決戦初戦(82年9月28日)。6-1の7回裏に大島さんにバックスクリーン左にソロを打たれ、6-2。この1発を合図に9回には一挙4失点で同点とされKOされたのです。チームもサヨナラ負けで大事な初戦を落とした。結局、優勝争いも逆転で中日に軍配。ちょっとは愚痴りたかったけど、70歳なんて早すぎますよ。