侍ジャパン東京五輪代表に追加招集されたソフトバンク千賀滉大投手(28)が5日、ZOZOマリンの室内練習場でチームの投手練習に参加し、取材に応じた。「連絡をいただいたときは、ただびっくりしました。うれしい気持ちと、やらなくちゃいけないな、という気持ちが入った感情です」と心境を明かした。
6月16日に発表されたメンバーから巨人中川、巨人菅野が辞退し、この日、日本ハム伊藤とともに新たにメンバー入りが発表された。千賀は「最初に選ばれて、チャンスをつかんだのに、体の不調でというのは、みなさん悔しい気持ちがあると思う。ぼくがその分もしっかり準備したい」と、辞退した2人の思いも胸に、気を引き締めた。
脳裏にあるのは、米国との準決勝で敗れた17年WBCの悔しさだ。「あの大会で唯一の敗戦投手ですし、自分の中では日の丸という思いに対してあの1戦がすごく思うところはある」。左足首の負傷で一時は遠のいた代表入りだが、驚異的な回復で雪辱の機会をつかんだ。
6日ロッテ戦(ZOZOマリン)で、3カ月ぶりの1軍マウンドに上がる。千賀が4月に離脱してから、チームは苦戦が続いている。「例年より負けを目にすることは多かったかもしれないが、まだ(シーズンは)半分くらい。完全に離されたわけでもない。ここからチームの力になって、少しでも上昇気流を作っていけるように」。快投でチームを、侍を安心させる。【山本大地】