阪神サンズ16号「やるべきことは変わらない」7点リード許す中奮闘

阪神対巨人 6回裏阪神2死、サンズは左越え本塁打を放つ。投手はC・C・メルセデス(撮影・加藤哉)

<阪神-巨人>◇10日◇甲子園

一方的に7点リードを許す中、阪神ジェリー・サンズ外野手(33)が6回に3戦ぶりの16号ソロを放った。

巨人打線が6回までに3発を含む6安打で7点を奪う中、6回2死からサンズがフルカウントから巨人左腕メルセデスの6球目を左翼席中段までたたき込んだ。「こういう展開になってしまったけど、やるべきことは変わらないし、来た球をしっかり強く打つことができてよかった」。試合展開からか最近恒例となっている虎メダル授与もなし。ハッピーハンズも控えめだったが、今季最多1万8202人が詰めかけた甲子園の虎党に届ける1発となった。