ロッテ岩下大輝が自己最多8勝も「申し訳ない」自己ワースト5失点と苦しむ

西武対ロッテ ロッテ先発の岩下(撮影・滝沢徹郎)

<西武6-7ロッテ>◇13日◇メットライフドーム

プロ7年目のロッテ岩下大輝投手(24)が苦しみながらも、自己最多となる8勝目を挙げた。

初回をわずか6球で終えると、2回も無失点。ただ、しぶとくセンター前へ転がされる安打も目立ち、3回には2失点。5回には中村に3ランを浴びた。

2回までに味方が7得点するも今季自己ワースト5失点で、6回以降は救援陣に託した。「あれだけリードをもらったのに、このような投球になってしまい申し訳ないです。自分有利のカウントが作れなかったことが、こういった形となってしまった原因だと思います。何とか粘ろうと思いましたが、良い投球ができず悔しいです」とコメントした。

試合は1点差で逃げ切り、岩下が勝利投手になった。ともに9勝の山本、宮城のオリックス勢を追う、8勝目となった。