阪神中野拓夢、決勝押し出し四球選んだ 初出場で殊勲の活躍

全パ対全セ 9回表全セ2死満塁、四球を選ぶ中野(撮影・たえ見朱実)

<マイナビオールスターゲーム:全パ4-5全セ>◇16日◇メットライフドーム

阪神のルーキー中野拓夢内野手(25)が、決勝の押し出し四球を選んだ。

4-4の9回2回2死満塁。途中出場したこの日初打席で、ロッテ益田と相対した。カウント1-2と追い込まれたところから、直球、シンカーをしっかり見極めフルカウント。その後直球2球にファウルで食らいつき、最後は外高めに直球が外れ押し出し四球。緊迫の対決に両ベンチが盛り上がる中、勝ち越し点を奪った。

直後の9回裏を、阪神スアレスが1安打無失点で締め、セ・リーグが勝利。初出場の大舞台で殊勲の活躍を見せた。