阪神スアレス球宴初登板で初セーブ「チームがセーブチャンス与えてくれた」

全パ対全セ 9回裏から登板するスアレス(撮影・狩俣裕三)

<マイナビオールスターゲーム2021:全パ4-5全セ>◇第1戦◇16日◇メットライフドーム

全セの阪神ロベルト・スアレス投手(30)が、球宴初登板で初セーブを挙げた。

「チームがセーブチャンスを与えてくれて、しっかり生かせたので、まずセ・リーグで勝てたのがうれしいです」。いつもの9回にマウンドへ上がると、先頭はかつての同僚、ソフトバンク甲斐。初球157キロで二ゴロに仕留めるなど、1回1安打無失点と球宴でも安定感は健在だった。この日の最速は160キロで、直前には巨人ビエイラが球宴最速の163キロをマークしていた。「彼も含めてみんながいい仕事をしたので、自分もすごくモチベーションになったよ。最後終わった時に、みんなでいいシーズンだなって終われるような活躍をみんなでしたい」と話した。