監督、選手が復興支援メッセージボード「常に記憶の中に持たないと」原監督

全パ対全セ 5回を終えて、選手もファンも水色のメッセージボードを掲げた(撮影・浅見桂子)

<マイナビオールスターゲーム2021:全パ4-3全セ>◇第2戦◇17日◇楽天生命パーク

日本野球機構(NPB)は17日、2021年NPB東日本大震災復興支援事業として、宮城県、岩手県、福島県の学童軟式野球連盟、中学校体育連盟、高等学校野球連盟に所属するチームへ試合前セレモニーでボールケースを寄贈した。また、マイナビ仙台レディースの浜田遥がファーストピッチセレモニーでノーバウンド投球。始球式は地元宮城の少年野球チーム「大崎ジュニアドラゴン」の斎藤蒼梧くんが務め、復興支援セレモニーではスピーチも行った。

○…全セ、全パの監督、選手が、5回終了時に11年に発生した東日本大震災の復興支援メッセージボードをベンチ前で掲げた。来場者にも楽天田中将の「共に立ち向かいましょう!」など、各選手の言葉が入ったメッセージボードが配布され、一緒に掲げた。全セの巨人原監督は「常に記憶の中には持たないといけないし、できることは協力していかないといけませんね」と復興支援への思いを語った。