サトテルさん…すげぇ 全パ宮城大弥、佐藤輝明に球宴初被弾も「いい経験」

全パ対全セ 2回表全セ、左越えに先制のソロ本塁打を放つ佐藤輝明(撮影・たえ見朱実)

<マイナビオールスターゲーム2021:全パ-全セ>◇第2戦◇楽天生命パーク◇17日

サトテルさん…すげぇ。ファン投票で球宴初選出された全パのオリックス宮城大弥投手(19)が、阪神佐藤輝に「球宴初被弾」を許した。

初回は無失点で切り抜けたが、2回1死から2球目140キロ直球を左翼席に運ばれ、苦笑いだった。

それでも予定の2回を23球で2安打1失点。最速146キロ、最遅は99キロのスローカーブで、全セの主砲たちを翻弄(ほんろう)した。

「まずは2回を投げ切れてよかった。いつも通り緩急を使って、投げられたのでよかったです。(佐藤輝は)いいバッターなので、とてもいい経験になった。緊張したけど、いい感じで投げられました」

また、宮城は“宮城”に強く、楽天生命パークでは今季2試合に先発して2勝、16回を無失点だったため、同球場では、初めての失点となった。