“明大魂”で楽天島内が球宴初打点 中日柳、広島森下に先輩の意地見せた

全パ対全セ 1回裏全パ2死、島内は中前打を放つ(撮影・加藤哉)

<マイナビオールスターゲーム2021:全パ-全セ>◇第2戦◇17日◇楽天生命パーク

初出場の全パ楽天島内宏明外野手(31)が“明大魂”を見せつけ、球宴初打点を挙げた。

楽天の本拠地楽天生命パークで「3番左翼」でスタメン出場。1回2死の第1打席で明大の5学年後輩の中日柳から初球の直球を中前にはじき返し、前夜に続き安打を放った。

第2打席は3回無死二、三塁の好機。ここも明大の8学年後輩の広島森下の初球直球を捉え、一、二塁間を破る右前2点適時打。球宴初打点を挙げ、先輩の意地をバットで見せた。

10年目の今季は4月下旬から4番に座り、リーグトップの66打点をマークする。目の下に遮光用のアイブラックを○×と入れる島内が地元のファンをわかせた。