球宴で柳裕也-木下拓哉、中日先発バッテリー20年ぶり!野口-中村以来

全パ対全セ 2回裏を終え、笑顔を見せながら引き揚げる木下拓(左)と柳(撮影・狩俣裕三)

<マイナビオールスターゲーム2021:全パ4-3全セ>◇第2戦◇17日◇楽天生命パーク

全セは中日の柳裕也投手(27)と木下拓哉捕手(29)がスタメンバッテリーを組んだ。柳は2回をオリックス杉本のソロによる1失点でお役御免。木下拓が普段とは違う直球主体のリードで被弾したが、「打たれた、打たれないは別として木下さんとオールスターでバッテリーを組めたことだけで良かった」と2年ぶり2度目の球宴を楽しんだ。球宴で中日勢が先発バッテリーを組んだのは、01年の野口茂樹、中村武志以来。実に20年ぶりだった。

2回は被弾する前にロッテの主軸中村奨からカットボールで空振り三振も奪った。「1つ取れて自分らしさが出せた。いい経験をさせてもらえた」。前半戦は制球力を武器にリーグ最多112奪三振を奪い、チームトップ7勝でチームをけん引した。エース候補生が後半戦に向けて活力を得た。