広島森下暢仁「島内さんに打たれてよかった」明大先輩に2点適時打許す

全パ対全セ 3回裏を終え、苦笑いする森下(右)。左は迎える岡本和(撮影・狩俣裕三)

<マイナビオールスターゲーム2021:全パ4-3全セ>◇第2戦◇17日◇楽天生命パーク

全セの広島森下暢仁投手(23)が「ほぼ直球勝負」で、初出場の球宴を2回3安打2失点で終えた。

先発の大学の先輩、中日柳からの“明大リレー”で、同点の3回に2番手で登板。先頭のソフトバンク甲斐に粘られ、7球目に、この日投じた全20球中で唯一の変化球となったカーブを中前に運ばれた。1死二、三塁からは明大の先輩、楽天島内に勝ち越しの2点適時打を許したが「島内さんに打たれてよかったと思います」と先輩を立てた? 2イニング目の4回は3人で締め、侍戦士の貫禄を示した。