楽天新外国人ディクソン侍を斬った、千賀の直球を2点適時打

日本代表対楽天 8回表楽天2死満塁、ディクソンは2点勝ち越し適時打を放つ。投手千賀(撮影・浅見桂子)

<日本代表強化試合:日本代表-楽天>◇24日◇楽天生命パーク

米国出身の楽天の新外国人、ブランドン・ディクソン内野手(29)が侍を斬った。

同点の8回2死満塁。カウント2-2から侍ジャパンの千賀の真ん中154キロ直球を中前へはじき返し、勝ち越しの2点適時打。第2打席では青柳から中越え二塁打、第3打席では千賀から中前打を放っており、4打数3安打1打点と躍動した。

ディクソンはメジャーのタイガースで19年に15本塁打をマーク。オフに楽天へ加入。来日初戦の4月23日西武戦での第2打席で来日1号ソロを放った。5月30日に打撃不振で2軍降格。7月1日に1軍復帰した。今季はこれまで31試合に出場し打率1割6分1厘、4本塁打、14打点を記録している。