DeNA坂本、地元福岡に初凱旋 後半戦のローテ生き残りへアピール狙う

DeNA坂本(2021年6月29日撮影)

DeNA坂本裕哉投手(23)が27日、地元福岡でのソフトバンク戦(ペイペイドーム)でプロ初登板する。

エキシビションマッチの初戦に先発予定。26日は同球場で調整し「立場が確約されているわけではないので、しっかりと自分のポジションをつかみ取れるようアピールできる投球をしたいと思います」と意気込んだ。前半戦の最後はローテーション入りしたが、三浦監督は後半戦で白紙に戻す意向。しっかりとした結果を残すことが求められる。

東京オリンピック(五輪)でペナントレースは中断期間に入った。試合がない分「下半身をしっかり使ってボールの力強さを上げること」に取り組んできた。地元での登板はプロ入り初。「まだ家族が見に来られるかわからないですが、プロになって初めて投げる姿を見せるので、成長した姿を見せたい」。卒園した周船寺第二幼稚園からペイペイドームは、地下鉄で7駅という距離。地元でローテーション入りを強くアピールするつもりだ。【斎藤直樹】