阪神矢野監督、先発再挑戦の藤浪には「一発で仕留める」こと求める

阪神対ロッテ 1回裏阪神1死一塁、左越えに先制2点本塁打を放ち先発藤浪(左)にZポーズをする佐藤輝(撮影・上田博志)

<エキシビションマッチ:阪神6-4ロッテ>◇27日◇甲子園

阪神矢野監督は佐藤輝の現状を冷静に分析した。150キロ超の直球を仕留めた2発を「見事やった」とたたえたが、「ああいう風に(ボールを)引き込んでいけるかが課題」と手放しでは喜ばず。インハイを厳しく攻められる状況で、自分のポイントに投げさせることが重要とした。また、先発再挑戦の藤浪については「全体的には良かった」と評価しつつ、投手優位のカウントから「一発で仕留める」ことを求めた。