“ゴマすり打法”楽天島内が4発目「ゴマの形状がなくなっちゃう」石井監督

楽天対ヤクルト 3回裏楽天2死一、三塁、右越え3点本塁打を放った島内は笑顔で生還する(撮影・滝沢徹郎)

<エキシビションマッチ:楽天7-0ヤクルト>◇3日◇楽天生命パーク

楽天島内宏明外野手(31)が星稜(石川)の後輩であるヤクルト奥川から3ランを放った。

2点を先制した3回、なおも2死一、三塁で初球を右翼席へ運んだ。同じ高校出身といえど12学年下。この日が初対戦で「若くてあれだけのボールを放ってたらすごいピッチャーだと思う。奥川くんは石川県のスーパースター。正直、打てたのは奇跡なので、自信を持って後半戦を戦ってほしいです」と優しい先輩の顔を見せた。

エキシビションマッチではこれで3試合連続4本目。2本塁打した1日のDeNA戦では“ゴマすり打法”を自称したが、止まらない快音に石井GM兼監督は「ゴマすりすぎてゴマの形状がなくなっちゃう。粗めの方が好きです」と独特の反応。それを受けた島内は「すり鉢なくなっちゃったんで、新しいの買ってきます」と、らしさ全開で締めた。