<エキシビションマッチ:中日-西武>◇9日◇バンテリンドーム
西武山川穂高内野手(29)が不安を吹き飛ばすアーチを描いた。7回無死一塁で左翼席へ運ぶ2ラン。打った瞬間、中日ファンから「あ~」というため息が漏れた。数日前に新型コロナのワクチン接種による副反応があり、前日8日の同戦は欠場。「今日も100%じゃないんですけど、何試合も試合から離れるのは怖い。とりあえず不安はなくなりました」。この日3安打の打棒で、ぬぐい去った。
中断期間を「ミニキャンプ」と位置づけ、足をいじめ抜いてきた。開幕直後に左太もも裏を負傷して離脱しており「キャンプでつくったものがゼロになった状態で復帰して、なかなかごまかしで数字が出なかった。1、2年目にファームでやっていた強化練習で、もう1回足を作り直した」。この期間は、試合前後にトレーニングを敢行。部屋では日本の金メダルを見届けた。「一戦必勝で侍ジャパンがやったような、1球に対して向かっていくような戦いを僕たちもできるように頑張りたい」と後半戦に臨む。