阪神藤浪晋太郎バックアップ要員で先発調整「ガンケル駄目な時に」矢野監督

楽天対阪神 阪神先発の藤浪(撮影・前岡正明)

<エキシビションマッチ:楽天2-0阪神>◇10日◇楽天生命パーク

先発ローテ入りを目指してきた阪神藤浪晋太郎投手(27)はバックアップ要員として先発調整を続ける。

エキシビションマッチのラスト登板となった楽天戦に先発し、5回4安打2失点だった。矢野監督は「ガンケルが先発のところに晋太郎を合わすのが一番いいのかな。中継ぎに入っちゃうと、また先発の調整ができない。ガンケルが駄目だという時に誰かというものを今、準備しておかないとできないので」と現状の方針を示した。

一時帰国から戻ったガンケルは後半戦2カード目の19日DeNA戦(東京ドーム)に先発する見込み。ただ、登板間隔が空いているだけに状態次第ではさらなる先発要員が必要になる。藤浪は後半戦に向けて「いい準備、いい練習をして、過ごしていきたいなと思います」と語った。

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